昨年度当館では、昭和戦後期の文書3,774冊を新たに受け入れました。その中には、琵琶湖の内湖干拓の歴史を示す資料も多数含まれています。
琵琶湖には、戦前40あまりの内湖がありました。しかしこれらの内湖は耕地への転用のため次第に干拓されていき、大中の湖をはじめ、松原内湖や入江内湖など、多くの内湖がその姿を消しました。
今回の展示では、なぜ大規模な干拓が推し進められたのか、干拓により内湖の姿がどう変化したのか、新しい大地にはどのような人々が移り住んだのかなど、内湖干拓の歴史を歴史公文書から振り返りたいと思います。
題 目 琵琶湖干拓物語―消えゆく内湖と新たな大地―
期 間 令和3年(2021年)8月2日(月)~10月28日(木)
場 所 滋賀県立公文書館(県庁新館3階)
日 時 月曜日~金曜日(祝日を除く。)午前9時~午後5時
概 要 滋賀県歴史公文書等22点およびパネル展示ほか