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県民共有の知的資源として歴史公文書等を県民等の利用に供するとともに、未来へ伝える役割を果たすために、様々な業務を行っています。

《増刷しました!》
『歴史公文書が語る湖国
 ー明治・大正・昭和の滋賀県ー』

 編 集 滋賀県立公文書館
 発 行 サンライズ出版
 価 格 ¥2,200(税込)
 発売日 2021年3月26日
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《お知らせ》

   

3-1「鉄道蒸気車駃走図」

 京都府発行の木版印刷物に挟み込まれていた木版絵図面です。その印刷物には、「鉄道建設計画告知」や、「ボールレン(米)、コンシュルカワル(英)両氏の鉄道推奨の弁」「欧米諸国の鉄道事業紹介」が載せられており、この絵図面も鉄道蒸気車がどのようなものかを紹介するための絵図面であったと考えられます。シルエットで描かれている乗客の中には、帽子をかぶっている人物や、扇子を持っている人物もいます。速いだけではなく、快適な旅でもあるというアピールなのでしょうか。【明と2(1)】

 

3-2「鉄道御開設に付、停車場御設置願書」 明治17年(1884年)7月10日

 長浜・敦賀間鉄道が全通した直後に提出された、停車場設置を求める願書に付属していた絵図面です。河毛停車場(絵図面では川毛)と木ノ本停車場の中間に設置を要望している地点が描かれていますが、実際には高月停車場の方が若干中間寄りに位置しています。高月停車場を廃止して井ノ口停車場を設置するか問題になりますが、結局は高月停車場を存続させたまま井ノ口停車場を併設することになります。しかし、井ノ口停車場は後に廃止されてしまいます。【明と21(97-3)】

 

3-3「建白書付属絵地図」 明治17年(1884年)9月2日

 長浜・関ヶ原間鉄道が大垣まで延伸した後も、長浜・関ヶ原間の停車場は春照ただ1つだけでした。この絵地図は、長浜・春照間の西上坂村に停車場を開設してほしいという県への建白書に添付されていた絵図面です。長浜町から延びる赤い点線が鉄道路線を表しており、上へ向かう点線が大垣への路線、左へ向かう点線が敦賀への路線です。しかし、結局停車場が設置されることはなく、東海道線が米原経由で全通した後の明治32年、この路線は廃止されてしまいます。【明と21(151-2)】

 
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