4-1帝国製麻株式会社大津製品工場
4-2帝国製麻積善女学校寄宿舎平面図
大津市にあった帝国製麻株式会社大津製品工場には積善女学校が設置され、仕事の終わった午後6時30分から8時30分まで授業が行われていました。左の写真は、学校設立の申請書に添付されていた工場の寄宿舎の平面図です。積善小学校は昭和3年(1928年)3月1日付で設立の申請が出され、同月12日付で認可されています。修業年限は本科前期2年・後期3年、研究科1年で、本科前期課程は尋常小学校卒業者を対象としていました。【昭し382(10)】
4-3帝国製麻積善女学校学科課程
積善女学校の学科課程と毎週の授業時間数です。「工業」という学科があり「繊維工業ノ大要」について授業が行われていたようです。修身・国語・数学のような一般的な学科や、家事や裁縫の他に、自分が従事している仕事についての学科もあったことを示す興味深い史料です。しかしこの積善女学校は、昭和5年の大津製品工場閉鎖に伴って廃止されてしまいます。当時在籍していた81名の生徒のうち、24名は大阪製品工場内の私立業余家政女学校へ、16名は栃木県の鹿沼製品工場内の私立補習学校へと移動し、残りの41名は帰郷しています。【昭し382(10)】




