滋賀県管内全図
西明寺境内見取図
神崎郡山上村役場簿書蔵置所
県庁周辺図(園城寺并付属地境内図)
滋賀県史(府県史料)
県名改称の布告

1‐1「製茶献進ノ件ニ付具状」 大正7年(1918年)6月12日

 滋賀県は古くから茶とかかわりが深く、大津市の「日吉茶園」には、伝教大師最澄が唐から持ち帰った茶種を植えたという伝承があります。この文書は、皇室へ「日吉茶園」の茶を献上することを願い出た際に提出された茶園の由緒書です。弘仁6年(815年)4月に嵯峨天皇が韓崎(唐崎)に行幸した際に大僧都永忠が茶を献じたという『類聚国史』の記事や、茶園に数株の老樹が存在し、根元の周囲が4尺(約120cm)、高さ8、9尺(約2.4~2.7m)に繁茂していることなどが記されています。【大か22(41-3)】

 

1‐2「製茶悉皆執行之図」 明治6年(1873年)

 甲賀郡は滋賀県内でも茶の生産が特に盛んな地域です。この絵は、甲賀郡土山村の茶の製造を描いたものの一部で、右が「茶目方改之図」、左が「茶蒸之図」です。茶を摘み、重さを記録してから茶葉を蒸し、揉みながら乾燥させ、選別してから茶壷に詰めます。日本の緑茶は、蒸すことで茶葉の発酵を止めるところに特徴があり、それが茶葉を発酵させて作られる紅茶と大きく違うところです。この冊子は、滋賀県勧業課がオーストリア万博に出品する県内の物産についてまとめたうちの一冊です。『滋賀県管下近江国六郡物産図説 甲賀郡(下)』(滋賀県立図書館所蔵)

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