展示期間 平成27年5月25日(月曜日)~平成27年7月9日(木曜日)

明治維新後、全国の山林は旧領主などが定めた保護取締制度が弛緩したことで、各地で乱伐が相次いだといわれています。その一方、新政府は水源涵養や土砂扞止(かんし)などの「国土保安」機能の確保とともに、「殖産興業」のための木材需要の高まりに応えるため、新たな法整備に着手していきます。その保護規制の対象は、政府が所有する官林にとどまらず、民衆たちがもつ民有林にもおよぶものでした。
今回の展示では、そのような政府・県が定めた保護取締制度と民衆たちの山野利用の実態をご紹介します。山林をめぐる人と人、人と自然の関わり合いの歴史を紐解くことで、現在の私たちが直面する「自然との共生」という課題を考える一助になれば幸いです。
| 1山林の地租改正 | 2「御林」から「官林」へ | 3民有林の保護規制 |
| 【コラム1】利用と保護のせめぎ合い | 【コラム2】地租改正の波紋 |
