3-1「欧文申告用紙雛形送付の件」 昭和15年(1940)9月2日
この史料は、国内に居住する外国人を対象とした調査用紙の雛形です。記入の際は、たとえ外国人であっても漢字またはひらがなの日本語によって記入すること、もし日本語の記入ができない時は、国勢調査員が代筆にて記入するよう指示されていました。ここには、当時県内在住の外国人が表としてまとめられており、その中に建築家として有名なウィリアム=メレル=ヴォーリズの名も見ることができます。【昭さ42(67)】
3-2「昭和15年国勢調査ポスター」 昭和15年(1940)8月
「皇紀2600年」の記念すべき年とされた昭和15年の5回目調査は、同12年より始まる日中戦争が激化する時期にあたり、その影響を受けて調査事項は従来にないほど複雑な調査となりました。そして戦争以前の産業及び職業、指定技能の申告など、国は軍事動員の際に必要な情報としたのです。県が作成したこのポスターデザインも、銃身に付けた日の丸が掲げられ、「正シイ申告興亜ノ礎」と戦争の世情が見られます。【昭さ42(78)】


