展示期間 平成27年10月13日(火曜日)~平成27年11月26日(木曜日)

現在、近江商人といえば、「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の「三方よし」の経営理念で知られる、その高い倫理性や社会貢献が注目を集めています。しかし明治初期の県当局は、近江商人を自己の利益ばかり追求して地域に貢献しない存在ととらえていました。滋賀県の産業化を推進したい県令たちは、県内有数の富豪でありながら、県外でばかり活躍する近江商人を、あまり望ましいものとは考えていなかったようです。
今回の展示では、県当局と近江商人たちが、ときに摩擦を生じながら、ともに県内の商業の発展に尽くしてきた様子を見ていきます。「他国稼ぎ」を生業とする近江商人は、どのように県当局や地域社会に向き合ってきたのでしょうか。滋賀県庁に残された公文書から、近江商人の新たな一面をご紹介してみたいと思います。
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