3-1「商号変更届」 昭和元年(1926)12月27日
比叡登山鉄道株式会社は第4回株主総会において、商号を比叡山鉄道株式会社へと変更し、鉄道大臣井上匡四郎へ届けを提出します。これは大正から昭和へと変わった二日後のことであり、この社名で開業をはたした比叡山鉄道の名は、平成29年で開業90周年の節目を迎えます。【大と39(11)】
3-2「開業年運輸状況」 昭和2年(1927)6月
昭和2年2月22日に建設費110万8千円をもって完成した比叡山鉄道は、同年3月15日より営業運転を坂本~叡山中堂間(2.025km)で開始します。第5回株主総会で報告された同日から5月までの運輸状況では、合わせて16万9千人の人々が乗車しました。乗車代は、大人上り45銭・下り40銭・往復70銭で、最終的に同年は38万人余りの人々が利用しています。【大と31(12)】
3-3「坂本停車場付近平面図」 昭和5年(1930)5月
坂本停車場(現ケーブル坂本駅)から始まる線路は、両端高低差484メートル、勾配は最も急な所で333.3パーミル(約19度)、最も緩い所でも169.4パーミル(約10度)あります。その長さは日本で最長であり、今も時速11キロメートル、所要時間11分間で運転しています(平成29年現在)。【大と3-2(4)】



