展示期間 平成29年3月27日(月)~平成29年5月25日(木)

今年は、大正13(1924)年10月に設立された比叡山鉄道比叡山鉄道線(通称:比叡山坂本ケーブル)が、昭和2 (1927)年3月15日に開業して90年を迎える年にあたります。同線は比叡山延暦寺とその門前町として栄えた坂本とをケーブルカーで結び、参詣・登山客の利便を図っている鉄道です。全長は2,025mにおよび、現在日本最長のケーブル鉄道となっています。
同鉄道は、昭和20年3月に太平洋戦争の激化にともない営業を休止、同年5月には海軍に接収され、車輌やレールは特攻機発射基地設置のための機材や軍事物資輸送のために用いられました。しかし、特攻機が投入される前に終戦を迎えると、その基地もすぐに取りこわされ、昭和21年8月に旅客用として営業が再開されます。現在のケーブル坂本駅とケーブル延暦寺駅の駅舎は、開業当時の建物をそのまま維持しており、平成9(1997)年7月には、国の登録有形文化財に指定されています。
今回は、会社設立時から開業時にかけて、どのような経緯で敷設・営業されるようになったのか見ていきたいと思います。
| 1叡山の風景 | 2設立にむけて | 3開業した鉄路 |
| 【コラム】比叡山坂本ケーブル |
