5-1「石山寺観光パンフレット」 昭和初期
石山寺をはじめ、その周辺の観光地を紹介したパンフレットです。近江八景についても、唐崎夜雨を除く7ヵ所の位置が記されています。明治後期以降、滋賀県ではこのように近江八景が観光客を誘致する材料として活用されます。【昭せ52(28)】


5-2「比良山嶽水池の氷塊運搬の件」 明治16年(1883)4月10日
明治前期、比良の山頂ではその寒さをいかし、天然氷の採取が行われていました。日本での天然氷の商品化は、明治4年に函館でなされます。この函館の成功を見て、日本各地で天然氷の採取販売が盛んになりますが、この比良もその1例といえるでしょう。事業者は、ここで採取できた氷塊は、函館のものにも品質が劣らないと自負していたようです。この文書は、この氷塊の運搬の際に、通過する村から事業者が不当に通行料を徴収されないように、その村へ県から指導することを求めたものです。【明ち278(42)】(比良山の写真は『湖国聚英』より引用)

