2-1「唐崎神社巨松杖木取替目論見」 明治17年(1884)11月21日
唐崎の二代目松を支える杖が腐朽しているので、その取り替えを行うために日吉神社から提出された目論見書です。唐崎の老松は枝が四方に大きく広がっており、その枝は沢山の杖木によって支えられていました。この枝木の多さは老松の雄大さを表すものでもあります。今回は計27本の杖木が取り替えられることになりました。【明ち330-2(11)】

2-2「明治神宮進献木調査書」 大正10年(1921)11月2日
明治神宮へ唐崎の松の孫松を献木した際の関係資料です。この孫松は唐崎の松(二代目)の種子を採取して播種したものです。当時、明治神宮の造園のため全国から献木が集められており、滋賀県からも多くの樹木が進献されました。この孫松は、堀田義次郎知事が日吉神社の宮司笠井喬より名木唐崎の松の孫松があることを聞き、献木されることになりました。【明ち338-3(25)】

2-3「保勝会事業資金募集趣意書」 大正10年(1921)10月
「唐崎の老松・小唐崎の松保勝会」による樹木培養維持保存事業の資金募集の趣意書です。近江八景の一つとして、また霊木として有名な唐崎の老松(二代目)が寿命を迎えつつあり枯れてきていること、後継樹(三代目)がまだ幼くその代わりとなるほどに成長していないこと、さらに、この近くにある小唐崎の松(老松の種子から育てた松)の姿が老松に似ており名勝唐崎を支えうるものであることを挙げ、これらの保全・培養を行うことへの援助を求めています。【大こ7(1-8)】

2-4「園城寺境内絵図」 明治28年(1895)6月
内務省は、明治28年(1895)4月、内務省訓令第3号により、各道府県に県内の保存すべき古社寺の取り調べを命じました。これに対し滋賀県は、寺院の所在地や本尊、事由、建物などの調書と境内絵図をまとめた「寺院建造物調書」を作成しました。この絵図は、その内の園城寺(三井寺)に関する調査書に添付してあるものです。【明す658(9)】

