3-1「関西鉄道会社草津・三雲間着工の件」 明治21年(1888)12月6日
草津-三雲間の工事着工につき、鉄道用地を関西鉄道会社へ仮渡しするようにという、甲賀郡・栗太郡への通達です。その際、土地所有者には地代の8割を近日中に下付することを命じています。【明と45(70)】
3-2「隧道(ずいどう)開削願」 明治21年(1888)11月10日
関西鉄道会社から県知事の中井弘に提出された、大沙川、由良谷川、家棟川の三河川の下を通る鉄道専用トンネルの開削願です。添付資料として立面図や断面図が添えられており、その構造がよくわかる史料です。これら三河川は天井川であり、その下を直交する形で鉄道線路が敷かれました。コンクリートで基礎が造られ、隧道(ずいどう)内部は上部が煉瓦造り、下部はフランス積みの切石で構成されています。大沙川隧道(ずいどう)は現在も利用されており、本県の近代化遺産でもあります。【明う166(63)】





