7-1「滋賀県庁舎之図」 明治16年(1883)10月
この史料は、明治2年から21年まで園城寺円満院を利用していた時期の庁内図です。建坪は784坪を数え、警察本署と並存して利用されていました。池に面した「正廰」と記されている部屋が、初代県令である松田道之や2代県令籠手田安定の儀式を行った部屋だと思われます。【明う136(16)】

7-2「中井弘、滋賀県令任命通知書」 明治17年(1884)7月10日
県庁舎移転を推進した第3代知事中井弘(1839~1894)は、薩摩出身の志士として、西郷隆盛や大久保利通、土佐の坂本龍馬たちと幕末維新の政局を駆け抜けた人物でした。維新後は外交官として活躍し、「鹿鳴館」の名を生み出した人物としても知られています。【明い153-1(71)】

7-3「本県庁舎新築移転式通知」 明治21年(1888)6月5日
明治21年6月25日、新築された庁舎の開庁式が執り行われます。新庁舎は全国的にも珍しいレンガ造りで、17世紀に英国で流行した三角破風(ペディメント)をいだくものでした。現在も県庁本館の中庭に、当時の柱頭が野外展示されており、その面影を示しています。【明い177(16)】

