1-1「大津師範学校建築落成に付、布達」 明治11年(1878)3月7日
近代に入り学校教育の充実が図られる中では、それを指導する教師の育成も急務でした。大津師範学校は、東本願寺別院に校舎を新築して設立された、教授法の伝達講習と小学校教員養成の両面を行っていた学校です。この史料に記されているように、県権令籠手田安定は3月11日、開校式に臨みました。【明い102-5(18)】

1-2「大津師範学校に女子師範学科開設」 明治13年(1880)3月13日
女子就学率上昇のため女子教員の必要性が高まります。女子は男子に比べると就学率が低く、その改善のため小学校に裁縫科設置の動きが出てきました。その教員養成のため設けられた女子師範学科では、12名の生徒が裁縫や調理、洗濯、習字などを学んだといわれています。【明い112(22)】

1-3「滋賀県師範学校付属書籍縦覧所改定規則」 明治16年(1883)12月10日
明治12年、それまでの書籍縦覧場から改称された当施設は、一般に公開・貸出が行われた、現在の図書館に当たるものです。貸出希望者は、自己の姓名を記したうえで本を借り受けることが可能でした。破損した時の弁償額も細かく定められており、貴重書の場合は1円以下となっていました。【明い137(71)】

