1-1「憲法発布奉告の件」 明治22年(1889)2月12日
明治22年2月11日、大日本帝国憲法が発布され、また皇室典範も治定されます。滋賀県下の官幣社3社(日吉、建部、多賀)では、これを奉告する(神に伝える)祭典が行われました。この文書は、祭典が無事行われたことを宮内省式部職(儀式等を担当する部署)の長官に報告するものです。【明う117(20)】

1-2「衆議院議員選挙投票用紙と投票箱」 明治23年(1890)2月
明治23年7月1日、第1回衆議院選挙が行われました。滋賀県では、選挙に向けて「選挙事務取扱規則」を定め、その方法や手順を取り決めました。この史料は、投票用紙と投票箱の様式を図示したものです。現在の匿名投票と異なり、当時は投票用紙に住所と氏名の記入及び捺印が必要でした。【明き33合本1(5)】

1-3「町村分合表」 明治22年(1889)2月19日
明治21年4月、市制・町村制が制定され、全国で町村合併が行われていきます。滋賀県でも合併に向けた調査が進められ、明治22年2月に本史料「町村分合表」のとおり、同年4月1日以降の新町村が通知されました。【明こ69-7(7)】

1-4「町村会選挙実況報告」 明治22年(1889)5月17日
町村制施行後、各新町村で町村会議員選挙が行われました。本史料は犬上郡長から県へ提出された選挙状況報告書の内、彦根町のものです。選挙前は各党で候補者を立て選挙活動のため「殆ト奔走ノ状」であったが、選挙結果は地域的な偏りは無く、「不快ノ感想ヲ懐クモノヲ見ス」と報告しています。【明こ136(85)】

